ホーム »
自転車修理から生まれた国際交流と信頼関係
こんにちは!THE WORLD APARTMENT Co&Coです。
先週、あるアメリカ人シェアメイトから、心がとても温かくなるお話を聞きました。
そのシェアメイトから、ぜひ他の日本人の方にもこのお話をシェアして欲しいと言われましたので、このブログでみなさんにシェアさせていただきます!
7月に入って間もない頃、そのシェアメイトの自転車がパンクしました。
自分では修理の仕方がわからないので、シェアハウス近くにある自転車屋に持ち込み、修理を依頼しました。
その自転車屋のオーナーさんは、60歳近くの紳士で、とてもクールな見た目だったそうです。
自転車修理の合間に、そのオーナーさんとシェアメイトはアメリカについての話で大いに盛り上がりました。
実は、そのオーナーさんはアメリカに行ったことはないが、アメリカの映画が大好きでよく見ているそうです。
映画で見た景色や、食事の話など色々な話題で盛り上がりました。
話が盛り上がっているうちに、自転車の修理は終わりましたが、なんとシェアメイトは財布を忘れてしまったようです。
バツを悪そうにしているアメリカ人シェアメイトを見て、オーナーさんはこう言いました。
「代金はまた後日この辺りを通った時でいいので、持ってきてください。さっきから話をしていましたが、あなたは悪い人ではないとわかっています。あなたのことは信用しています。」
感動したシェアメイトはすぐさま家に戻り、代金を持って再度その自転車屋を訪れると、オーナーは「僕たちはお互い片言の英語や日本語を話しているけど、言語の壁を乗り越えて心が通じ合い、お互いを信頼できる関係になれてよかった。君と出会えてよかったよ。」と言ってくれたそうです。
このアメリカ人シェアメイトは、これまでもたくさんの国を訪れましたが、ここまで短時間でお互いを信頼できる関係を築けたのは初めてで、本当に札幌に来てよかった、日本人って本当に素敵だなと言ってくれました。
一人の日本人として、外国人シェアメイトが日本に対して良い思いを持ってくれることはとても嬉しいですし、私ももっと他の外国人が日本で良い思いをできるように振舞っていきたいです!